看護師給与調査 2025年4月版
4年間のデータで見る「看護師転職市場の今」
神奈川県で転職を検討されている看護師の皆さまへ
転職活動において、給与の水準は気になるポイントの一つではないでしょうか。
「希望する条件と、実際の求人内容にどれくらいの差があるのか」
「最近の給与相場はどうなっているのか」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回、過去数年分のデータをもとに、求職者の希望給与額と、求人で提示されている給与額(最高値・最安値)の推移をご紹介いたします。
これからの職場選びにおいて、ご自身の希望条件を整理する際の参考になれば幸いです。
📊 最新データ(令和7年2月)概要
求人賃金の最高額:332,351円
求人賃金の最安額:273,773円
求職者の希望賃金平均額:312,363円
💡注目ポイント:
希望賃金の平均が過去4年間で最も高くなっており、それに見合った求人も多数出ている状態です。
🕒 4年間の推移から見る「変化」と「今の立ち位置」
令和3年度〜令和6年度(令和7年2月まで)のデータを元に、それぞれの指標ごとに推移を見ていきましょう。
【1】求人賃金の最高値推移(年平均)
令和6年度 約327,000円
令和5年度 約323,000円
令和4年度 約316,000円
令和3年度 約313,000円
✅過去4年間で、医療機関が提示する給与水準は約1万5千円ほど上昇しており、少しずつではありますが、給与水準は確実に上昇しています。
【2】求職者希望賃金の平均推移
令和6年度 約291,000円(令和7年2月には312,363円に)
令和5年度 約286,000円
令和4年度 約282,000円
令和3年度 約276,000円
💡注目ポイント
今年に入り、求職者の希望額が大幅にアップ。
特に令和7年2月は、希望額が一気に3万円近く上昇しており、求職者の間でも「条件を下げずに探したい」という意識が強まっています。
💬 今の市場は“求職者にとって有利”な状況
過去のデータと比較しても、今の市場には以下のような傾向が見られます。
✔️ 医療機関:人手不足により、高待遇で募集
✔️ 求職者:条件に妥協せず、強気な交渉傾向
✔️ 結果:希望以上の給与でマッチする可能性が高い
🔍 今、こんな方こそ転職を検討すべきです
・ブランク明けでそろそろ職場復帰を考えている方
・今よりもっと良い条件で働きたいけれど、なかなか一歩が踏み出せない方
・「夜勤なし」「週3日勤務」「通勤30分以内」など、働く条件を大切にしたい方
📌現在の求人市場では、自分の希望条件を素直に伝えることが、理想の職場に出会うチャンスにつながりやすくなっています。
📩 転職サポートのご案内
当社では、LINEにご登録いただいた看護師の皆さまを対象に、無料でキャリア相談や求人のご紹介を行っております。
「今の自分の経験やスキルで、どれくらいの給与が見込めるのか知りたい」
「これからの働き方について、誰かに相談してみたい」
そんなお気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに合った職場選びをお手伝いしています。
転職を具体的に考えている方はもちろん、
「今すぐではないけれど、今後のために情報だけでも知っておきたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
参考文献: 厚生労働省 神奈川労働局「求人・求職バランスシート【職業安定課】令和6年度~令和3年度」(2025年04月14日参照)
※本データは、神奈川県労働局が公開している「求人・求職・賃金バランスシート(看護師/カテゴリ:13保健師・助産師・看護師)」をもとに、令和3年4月〜令和7年2月の期間で集計し弊社独自で作成したものです。
※掲載している金額は平均値・最高値・最安値であり、すべての求人に該当するものではありません。あくまで目安としてご覧ください。
※実際の求人条件は個別に異なりますので、詳細についてはお気軽にご相談ください。